◇スーパーマリオブラザーズは世界で大人気

日本を代表するゲームとして外すことができないのは、なんと言ってもスーパーマリオブラザーズシリーズです。
ゲーム史上でも最も影響力があったとされる作品であり、その知名度たるやゲームを知らない人でも名前は聞いたことがあるというほどのものであり、名実ともに日本を代表するビデオゲームのひとつです。

元々はマリオブラザーズという一画面固定のアーケードで発売されていた作品をキャラクターを流用してファミコンで登場させたのが始まりですが、瞬く間に爆発的なヒットとなりその後は日本だけでなく諸外国でも親しまれる作品へと変貌を遂げました。

◇ポケットモンスターも様々な国で愛されている

日本の子供が大好きなポケットモンスターですが、この作品も海外で非常に親しまれているものとなっています。
今までなかった捕らえたポケモンを鍛えて友達と対戦をしたりあるいは交換をして図鑑を完成していくというスタイルは育てる楽しさの他に収集する楽しさを味わうことができ、初代の登場から新作が出るたびに注目をされています。
また、派生のソフトの注目度も高くポケモンGOはリアルとリンクをしてポケモンを捕まえることができ、あらゆる国で爆発的なヒットとなりました。

◇80年代のミッキーマウスとも呼ばれたパックマン

今でこそ日本を代表するビデオゲームといえばスーパーマリオブラザーズがあげられますが、それ以前に日本のソフトの中で外国でも抜群の知名度を誇った作品がパックマンになります。

画面上に散らばった餌を敵から上手く逃げながら全て食べることができればクリアというシンプルなゲーム性に、同様にシンプルながらも特徴的な主人公のパックマンはたちまち多くの人に愛される存在になりました。

逃げ惑うばかりではなくパワーエサを食べると逆に敵食べることができ、逃げるだけでなく逆襲要素があるというのもヒットをした要因と言えるでしょう。

それまでになかったシンプルでありながら斬新なスタイルにたちまち多くの人を虜にして、その知名度たるや80年代のミッキーマウスとも呼ばれるほどになったのでした。

◇海外でも評価の高いバイオハザード

バイオハザードシリーズは日本を代表するサバイバルホラーで、多くのプレーヤーを恐怖のどん底に落としました。

元々この手のタイプの作品は海外に多く、この作品もアローン・イン・ザ・ダークを模したものだと言われています。

それにもかかわらず評価が高いのは、ひとえに完成度が非常に高いという点にあり、臨場感が溢れ優れた操作性に恐怖を感じる演出とどれをとっても優れていたからにほかなりません。

昔から日本というのは独創性に乏しいものの、すでにあるものを改良して更に一段上のものに昇華をさせることが得意だと言われますが、このシリーズはまさにその典型的な例だと言えるでしょう。

初期の作品もグラフィックが評価されていましたが、更に近年のものとなるとまるで映画や実写と見紛うほどのものとなっていて、本当にゲームの中に入り込んで探検をしているかのような錯覚を味わうことができるほどのものとなっています。

元々の方向性から日本よりも海外で受け入れられやすい作品であっただけに、このバイオハザードシリーズも外国で高く評価されています。

◇ファイナルファンタジーシリーズも外国で高評価

FFの略称で親しまれるファイナルファンタジーシリーズは日本では新作が出るたびに、大きな話題となり初代の発売から息の長いヒットを続けています。

近年の作品はグラフィックや演出面が非常に強化されていて、ゲームとはまた違った映画のような体験をすることができる、独特の雰囲気を持った作品となっています。

一般の海外のゲーマーはRPGはあまり好まないとされていて、どちらかと言えばニッチなジャンルでした。
しかし、FFシリーズに関して言えば例外的に一般のゲーマーからも高い評価を得ていて、新作を待ち焦がれる人が数多くいるほどです。

FFの逸話として広く知られているのが、ファイナルという題名の通り当時のスクウェアは経営難に陥っていて、開発者の一人である坂口博信は売れなければこれが最後という思いでこの作品を生み出しました。

ところがこれが予想外の大ヒットとなりスクウェアの業績はその後ぐんぐんと回復をすることになり、FFは看板タイトルのひとつとなって日本だけでなく、外国でも親しまれる作品まで成長をしたのです。